最終更新日 2025年7月7日
時代の流れとともに結婚式に対する考え方にも変化があり、近年では会費制結婚式を行うカップルも増えつつあります。
会費制の結婚式は、ゲストにご祝儀ではなく会費を持参してもらうスタイルというのが特徴です。
会費制にする分、披露宴の内容はシンプルなものになりますが、カジュアルな式にしたいと考えている人にも適しています。
ご祝儀とは違い集められる金額がいくらか事前にわかるので、それに合わせた内容にすることができ予想外にお金が集まらなくて自己負担の多さで悩むということにもなりません。
ゲスト側も祝儀のようにいくら包めば良いか悩む必要がないので、双方にとってメリットもあるのではないでしょうか。
金銭面の負担も軽減させることができるというのも、大きな特徴であり人気を高めている理由の一つです。
※参考→会費制結婚式東京おすすめ
もちろん一口に会費制の結婚式といっても様々であり、会費や会場の雰囲気、内容はよく考えなくてはなりません。
どんな式にするか準備をしっかり行うことが必須!
正統派の結婚式に近い本格的な式にするのか、二次会に近いカジュアルな雰囲気にするのかなど自由に決めることができるからこそ、希望を叶えるためには準備をしっかり行うことが必須となってきます。
一般的な結婚式では、引き出物や演出も必須となっていますが、会費制の結婚式なら金額によっては、引き出物や演出もカットして問題はないというのも良い点ではないでしょうか。
ゲストが自分の料理やドリンクの費用を負担する会費制は、結婚式をリーズナブルに済ませたいという人に適していることは確かです。
それだけではなく、ゲストの金銭面の負担を軽減させたいと考えているカップルにとっても役立つのではないでしょうか。
ご祝儀を包む時には基本的には三万円が相場となっており、ゲストの負担は大きくなりがちです。
しかし会費なら一万円程度が相場となっているので、ゲストの金銭面の負担を軽減させることができ、より気軽に参加してもらうことができるので、友人や職場の人にも気軽に声をかけることができ、より多くの人に祝ってもらえます。
金額によっては引き出物や演出が不要になるというのも、大きな利点ではないでしょうか。
何を選んだら喜んでもらえるかで悩む必要もなくなり、準備の手間も大幅に省くことができます。
会費制の結婚式はゲストも金銭面の負担が減る
結婚式を挙げるためには様々な準備が必要になりますが、会費制の結婚式はゲストも金銭面の負担が減るのでカジュアルでシンプルでも不満が出にくくなっています。
海外挙式を選んだカップルにも、会費制の結婚式はぴったりです。
海外挙式となれば二人だけで行なったり、呼んでも家族だけというケースが大半です。
友人にも祝って欲しいと考えても、再び国内で結婚式をあげるとなれば負担が大きく断念するのではないでしょうか。
会費制の結婚式なら気軽に行うことができるので、海外挙式に憧れを持っている人の夢も叶えることができ、なおかつ身近な人にもしっかり祝ってもらえます。
近年では会費制の結婚式が身近な存在になりつつあるので、結婚式場側も会費制結婚式のプランを準備している先が多くなりました。
どの式場を選ぶのかにより、必要となるトータル費用や雰囲気、サービス内容には大きな違いがあるのでしっかり比較して選ぶようにしましょう。
招待状について
もちろん結婚式場だけではなく、レストランウエディングやゲストハウスウエディングなど、様々な場所で会費制の結婚式として披露宴を行うことはできるので、場所選びは慎重に行うべきです。
会費制の結婚式はカジュアルなものが多いので、招待状は不要と考えがちですがしっかりとした雰囲気を演出したい場合には、招待状は出すべきではないでしょうか。
もちろんメールやその他のツールで連絡をするという手段もあるので、自分たちの希望する結婚式の雰囲気に合わせた方法を選ぶようにしておきましょう。
引き出物としてしっかりとしたお返しを準備する必要はありませんが、わざわざ足を運んで祝ってくれた感謝の気持ちを伝えたいと考えるのであれば、プチギフトを準備しておくべきです。
プチギフトは五百円程度のリーズナブルなもので問題はなく、ゲスト側も気軽に受け取ることができる金額にしておくとスムーズであり良いのではないでしょうか。
遠方から参加してくれるゲストの宿泊費や交通費に関しては、一般的な結婚式でも新郎新婦側が負担するかで悩む点ではないでしょうか。
会費制の結婚式を選ぶカップルは、金銭面であまり余裕がないというケースが多いので、遠方から参加する人の宿泊費や交通費の負担は難しいという場合が多いです。
その際には正直に理由を伝えるなどし、自己負担でも良いといってくれる人のみに参加してもらうようにすると、トラブルにもなりません。
会費制の結婚式は金銭面の負担を軽減させるというのが最大の特徴でありメリットとなるからこそ、その良さを無くさないように気をつけましょう。
新郎新婦もゲストもどちらにも利点がある方法であり、より良い式にするためにも準備はしっかりしておくべきです。