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支援が必要となるアフリカの子供が減らない理由

Posted on 2018年5月25日2025年7月7日

最終更新日 2025年7月7日

目次

  • 1 アフリカの問題を日本ユニセフが分かりやすく解説
  • 2 国には選挙そのものがないため変わりようがない
  • 3 植民地支配をされたことに起因している
  • 4 自分以外の特権階級を弾圧してきた

アフリカの問題を日本ユニセフが分かりやすく解説

昔から支援が必要となるアフリカの子供は数多くいて、これだけ世界的に文明が進んでいてもその数は減るどころか増える勢いですらあるというのは、どういう事なのかというと、これには現地の子供たちではどうしようもない政治のシステムが関係しているという事があります。
一度でも貧困層に陥ってしまうとそこれから抜け出せないという制度が此処には大きく関係をしているからです。

支援が必要になるアフリカの子供たちというと戦争による難民の様なイメージを持っている人も少なくは在りません。
確かにそのイメージはある意味では間違ってはいないのですが、戦争が常に起きているというところはそれほど多いわけではなく、戦争が終結しているにも関わらず、経済的に全く良くならないというところが数多くあるという事がこの問題の根深いところという事になります。

つまり、政治的に絶対に良くならないシステムが出来上がってしまっているという事が此処にあるわけです。
そのため、戦争が終結していても全く生活が良くなることはなく、常に支援を必要とするという人達が後を絶たないという事になってしまっているというわけ。

このような事になってしまっているのは、支援しか出来ないという事情も関係しています。
日本ユニセフ協会などによる支援はあくまで一時しのぎですから、これが根本的な解決が出来る事は在りません。

一時しのぎをしている間に当の本人たちがこのシステムを変えてしまうという事が望まれることなのですが、これを出来ないようにしてしまっている国の支配層というモノがいるので、どうにもならなくなってしまっているのです。

国には選挙そのものがないため変わりようがない

民主主義の選挙があるところであれば、こうした支配層を選挙で無くしてしまうという事が出来るわけですが、こうした国々では選挙そのものがありません。
あってもそれは出来レースになっていて、こうした貧困層の人達が選挙に出られるようにはなっておらず、当然出来レースで勝った人は、自分を勝たせてくれた支配層に都合のいい政治をするようになっています。

何しろそうしなければ自分の命すら危ないわけですから、ひたすら支配層に媚びる人達が政治をしていく事になり、貧困層にはその恩恵は全く来ないというシステムが出来上がってしまっているのです。これではどうしようもありません。

世界の他の国々では支援以外の根本的な解決を望む人も多いのですが、他国の人がこうした別の国の人達の暮らしや政治に関して関わってくる事は内政干渉となり、国際的なルールに違反することになって出来ない仕組みになっています。

つまり、別の国の人について出来るのは日本ユニセフ協会などの支援などのことしか出来ないという事になってしまっているのです。
しかも、その支援についても政府を通して行われることが多いので、援助物資の多くを政府が持っていってしまい、実際に援助をしたい人達にはほとんど物資が届かないというような事も珍しいことではありません。
それだけ他の国の人達を支援するという事は難しい事なのだという事がこのことからも分かります。

植民地支配をされたことに起因している

このようなシステムが出てきたのは実はそんなに昔のことではありません。
アフリカが植民地支配を受けるまでは、これほどの難民の様な人たちはいなかったと考えても良いでしょう。

このシステムが出来たのは植民地支配をされたことに起因しているのです。今では植民地支配は無くなっていますが、その時に出来た支配のシステムが機能していて、これをそのまま利用してる支配層がいるので、他の国の人達からはどうしようもないという事になってしまっているわけです。

アフリカには独裁者がいる国が多いのはこのためだともいわれています。
植民地支配が終った時に、支配をする人達がいなくなったところで、それまで特権階級にいた人の中のリーダーがそのまま支配権を獲得して独裁者となったというわけです。

この独裁者は植民地支配を受ける前のシステムに戻すという事はしません。
そんなことをすれば、自分たちの権益が無くなってしまいますから、自分の権益を守る事だけに必死になっています。

何しろ特権階級で甘い汁を吸っていた人達は自分以外にもいるわけですから、独裁者を倒せば今度はその人が甘い汁を吸えるという事を知っている人達がいくらでもいるわけです。

自分以外の特権階級を弾圧してきた

そのため、独裁者は自分以外の特権階級を弾圧するという事をしていきました。
これがさまざまな戦争が無くならない理由でもあるわけです。

つまり、特権階級というものを一度でも作ってしまって、その権益を獲得した人たちが出来てしまうと、その人達にとっては自分たちが甘い汁をするのは当然という考え方になり、その権益を失う事はあってはならないという事を考えるようになります。

実際に甘い汁を吸っていたという過去の経験があるので、これは当然の事という事になり、それを支えている奴隷のような人たちには、見向きもしないという事になっているので、これを変えない限りは支援が必要となるような子供たちは減らないという事になってしまうのです。

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